Groovin' Trumpet


このページでは、Groovin' Trumpetで過去に販売したヴィンテージ楽器や変わった楽器などを一部紹介します!
一品モノもありますので、欲しかった!と言っても残念ながらもう手に入りません。笑
写真を眺めて堪能しましょう。


Cortois(コルトワ/クルトワ)フリューゲルホルン
Bb Flugelhorn Antoine Courtois Flugelhorn Sold Out
Antoine Courtois(アントワンヌ・コルトワ/クルトワ)のオールド・フリューゲルホルンです。
オールド、ヴィンテージのフリューゲルホルンといえばケノン、ベッソン、コルトワというほどフリューゲルでは有名なメーカーです。

製造年は詳しくは分かりませんが、シリアルから概ね1960年代かと思います。
ベルガードがあり、作りも非常に丁寧です。

楽器の状態としては、年代を考えれば美品です。
特に目立つような凹みも見当たりませんし、ラッカーも多少プツプツと細かい剥がれがありますが、大きな剥がれは見当たらず90%以上の残存率です。
ピストンやスライドはスムーズで問題ありません。

ベル刻印は「Antoine Courtois Paris」、バルブ部分にも「ACOURTOIS PARIS」と入っています。
当然3番管のトリガーはありません。

シャンクはかなり細く、ストレートシャンクかもしれませんが、ケノンよりも細く、 いわゆるケノンシャンクのマウスピースでもちょっと入らないようです。
アメリカンテーパーシャンクのマウスピースなら一応入りますが、ややぐらつきますので、きちんと合うマウスピースはなかなか無いかもしれません。

音色は非常にソフト。ケノンとは違いますが上品なまろやかさがあります。
全体的重量は軽いです。

シリアルナンバー9XXX。

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Bach LT180ML37(後掛け金メッキ)
Bb TrumpetBach LT180ML37Sold Out
Bachのストラディバリウス、ライトウェイトモデルです。
シリアル15万番台の比較的古い楽器で、Bachの古き良き時代の貴重な楽器と言っていいでしょう。
私見ですが最近の大量生産品と比べると作りが良く、音の深みもあると思います。

この楽器は1番管がトリガー式になっています。
また、前のオーナーがもともとはラッカー仕上げのものを後掛けで金メッキにしていま すが、全体的にかなり薄くなってきており、部分的にはほとんど剥げてしまっている所 もあります。
クロスなどで強く磨くとおそらくメッキは剥がれてしまいそうです。

楽器の程度としては、もともと小さな凹みがベルにありましたが、リペアで綺麗に 直してあります。
メッキはだいぶ薄くなっており、ピカピカという感じではありませんし、下地もだいぶ くすんで見えますので、この点はやはり古い楽器という印象があります。

ピストンやスライド、トリガーの動きはまったく問題ありませんので、即戦力で使えます。

吹奏感は、さすがにライトウェイトという感じで、Bachの楽器としては抵抗が少なく 吹きやすい上、Bachらしい深みのあるいい音も健在で、とてもいいと思います。
個人的には、見た目よりも楽器としての良さを評価します。年代的にはヴィンテージ と言ってもいい年代ですし、Bachらしい音が出ますよ。
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Martin Committee Cornet
Bb CornetMartin CommitteeSold Out
なかなかオークションでも出てこないヴィンテージ楽器の中心的存在、マーチン・コミッティーです。 こちらはコルネットになります。
マイルス・デイビスを代表する5、60年代の有名なJAZZプレイヤーの多くが使っていたコミッ ティーは、柔らかくダークな音色で、このコルネットももちろん例外ではありません。 むしろダークな音色を求めるならトランペットよりもコルネットの方がいいかもしれません。
楽器の状態としては、画像をご覧の通り大分ラッカーが剥がれてしまっていますが、ベル部分は 結構綺麗にラッカーが残っていますし、飴色に変わっていていい雰囲気が出ています。
大きな凹みなどはありませんが、いかんせん古い楽器ですので細かいものはあります。
それとマウスパイプについている右手の指掛けが若干ですが内側に曲がっていますが、機能 的な問題は全くありません。 各管の動きやピストンの動きは問題ありません。
外見を踏まえて相場価格よりは安く出品しています。 とても特徴的な柔らかいいい音がしますよ。コミッティーをお探しの方はこの機会にどうぞ!
オリジナルのケースが付属します。マウスピースは付きません。
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KING SilverSonic MASTER Cornet
Bb Long CornetKING SilverSonic MASTER CornetSold Out
KINGの銘器と言われているSilverSonic(シルバーソニック)のSuper20と肩を並べるマスターモデルコルネットです。
JAZZの黄金期にはSuper20と共に、このマスターモデルも所有していたアーティストも多いようです。
ベルは純銀製(SilverSonic)で、他の部分は全てブラスになっており、2トーンカラーがとても綺麗です。
ベルはインナーゴールドになっており、ゴールドも綺麗に残っています。
1番管にトリガーが付いていて、実用性も高い楽器です。

ラッカーは80%程度残っていて、目立つような大きな凹みもなく、楽器が作られた年代を考えれば十分美品と呼べるレベルだと思います。
ピストンの機密性や動作ももちろん問題ありません。各管の動作も良いです。

楽器の音色は柔らかく、とても良い音がしますよ。
少し前までSilverSonicのSuper20も持っていましたが、そちらと比べると若干音色が丸い 感じで、よりコルネットらしい音がしますが、今主流のショートコルネットとはやはり違う 独特のサウンドを楽しめます。

KINGの7Mというマウスピースが付きます。
ケースはKINGのハードケースでとても頑丈で作りも見栄えもなかなか良いです。
ケースの開閉用金具の片方のバネが死んでますが、きちんと閉まりますので使用上は問題ないでしょう。
シリアルナンバー494XXX。1970年代前半に作られたモデルだと思います。
ベルの刻印は「KING Silver Sonic MASTER KING MUSICAL INSTRUMENTS USA」です。

なかなか国内では出回っていない珍しい良いモデルだと思いますよ!
アメリカなどでもSilverSonicのマスターモデルはそんなに流通してないと思います。
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Bach D180/236
D TrumpetBach D180/236 (ゴールドブラスベル)Sold Out!
BachのD管です。シリアル3万1千番台のアーリーエルクハート期のものです。
アーリーエルクハートの中でも更に初期の部類ですので、ニューヨークバック期にも近いとても貴重な楽器です。
Mt.バーノンやニューヨークバックも非常に高価になっていますが、この時期のものは楽器としての機能は終わってしまっている ものが多いと言われており、実質、楽器としての機能が生きていて楽器の作りも良いのはアーリーエルクハート辺りだとも言われています。
楽器の状態としては、ベルフレアに修復歴があり、比較的浅い凹みが2か所程ありますが機能的には問題ありません。
ラッカー落ちも多少はありますが90%以上は残っていますので、年代を考えれば比較的綺麗と言えると思います。
楽器としての作りはやっぱりいいと思います。
音色も今の楽器と比べると深みのある音がします。
ベルがゴールドブラスベルとなっており、現行のD180はゴールドブラスモデルはラインナップから外れているようですので、そういう意味でも希少品です。
ピストンや各管の動きは問題ありません。
GATORのセミハードケース(新品)が付きます。マウスピースは付属しません。
シリアルNo.31XXX。エルクハート初期の中でも更に初期です!
ちなみに、現行のD180/236のイエローブラスのラッカーモデルですと、定価288,750円となっています。
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YAMAHA YTR-6310Z/BL
Bb TrumpetYAMAHA YTR-6310Z BLSold Out
これまた珍しい楽器が入荷しました!
ボビー・シュー監修のYAMAHAライトウェイトのJAZZモデル、YTR-6310Zの"ブラックラッカー"モデルです。
ブラックラッカーはリラッカーではなく、最初から特注で製作してもらったそうです。
また、通常の6310Zと異なる点として、1番管がU字フックからO型リングになっており、チューニングパイプに支柱が付いていて、 これらも最初から注文しているようです。
知っている人はピントくると思いますが、山野楽器プロデュースのYTR-83(愛称:ハチサン)の支柱有り、ブラックラッカーモデル と言った方がむしろいいかもしれません。(もちろん、刻印は6310Zになっていますが)
バルブのトップとボトムキャップ、ピストンボタンはそれぞれゴールド仕様(ゴールドラッカー?)になっています。
楽器の状態としては、まだほとんど新品という感じで、外見や動作もほとんど問題なく、各スライドやバルブを抜いてみると、まだ 酸化もほとんど進んでいないことが分かります。
吹奏感は6310Zらしくとても軽く、ヘビーの楽器とは違うのがよく分かりますが、ブラックラッカーが掛かっているため音色はややダーク に感じます。
マーチンのブラックラッカーよりも軽く、クセのない吹きやすい楽器で、「マーチンはちょっと・・・だけど、ブラックで楽器としての 完成度も高い楽器が欲しい!」という人にはベストな楽器かもしれません。
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YAMAHA YTR-8335US改(Bach BGベルチェンジ)
Bb TrumpetYAMAHA YTR-8335US"初代Xeno"改
Bach GBベルチェンジ
Sold Out
YAMAHAの初代Xeno(ゼノ)モデルのYTR-8335USをベルチェンジ出来るように改造を加えたものです。
遊びの改造ではなく、ちゃんとプロ奏者が考えて改造したもので、新しい楽器を買う前まではメインで使っていたそうです。
驚くべきは改造処理が非常に丁寧で、まるで初めから特注で作ったかと思う程です。
きっと腕のいい名のあるリペアマンによるものでしょう。

ベルはYTR-8335USオリジナルのものとBachのゴールドブラスベル(ノーラッカー)が付属します。ゴールドブラスベルはこのために取り寄せて加工したそうです。
1番管の支柱はマローンやスパーダのように、固定せずに可動するようになっております。

状態としては、特に目立つような凹みは見当たりませんし、メッキ落ちもありませんが若干酸化はしています。 また、BachのGBベルはノーラッカーですので少し酸化が始まっています。
非常にいい状態です。もちろん各管やピストンなどは問題ありません。

BachのGBベルにすると、YAMAHAのバランスの良さとBach特有の深い音色が得られます。
Bachの音色はさすがにそのものとまではいきませんが、ゼノベルと比べるとその違いがよく分かりますよ。
Bachの楽器は抵抗が結構ありますが、この楽器は抵抗がそれほど強くありません。
自分で新しいベルを加工して別のベルに付け替えるなんてこともできますので、いろんな可能性が広がる楽器です。
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C.G.CONN 28A
Bb Trumpet(Cornet)C.G.CONN 28A "Constellation"Sold Out
C.G.CONNの往年の銘器”Constellation”のコルネットシャンクモデル28Aです。 28Aは有名な38Bのリードパイプをコルネットシャンクにしたものです。
CONN黄金期の60年代中盤のエルクハート期のもので、50〜60年代の最もいい 時代のヴィンテージ品と言っていいでしょう。
このモデルはサド・ジョーンズやナット・アダレイも使っていたみたいです。
楽器の状態は、多少のラッカー落ちはありますが、大きな凹みなどはなく、割と美品の 部類に入ると思います。ラッカー残存率は8〜9割です。
もちろん、ピストンや各管の動きも問題ありません。
JAZZなどのヴィンテージ楽器としてはマーチン社のコミッティーと並ぶ人気のコーン社 のコンステです!ベルが大きく、ニッケルメッキという独特の特徴を持つこの楽器を 愛好しているファンも多く、コレクターズアイテムとしても人気があります。
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KING SilverSonic
Bb/A CornetKING SilverSonic (1968年頃?)Sold Out
KINGの往年の銘器、SilverSonic(シルバーソニック)のコルネットです。
KINGの代名詞とも言えるスターリングシルバーベル(純銀ベル)が美しいモデルで、アメリカンスタイルのヴィンテージコルネットとしては代表的な存在と言えます。
もちろんインナーベルはゴールドになっていて、まだキレイに残っています。
このモデルはチューニング管にマイクロチューニングのネジが付いており、A管としても使えるようになっています。
全体的にラッカーの残存率は高く、目立つような凹みもありません。
ピストンの状態や各管の抜け具合も全く問題なく、即戦力として使えます。
JAZZコルネットとして、ヴィンテージっぽい若干ダークな非常にいい音を出しますよ。
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Buescher Aristocrat 1960年
Bb Trumpet Buescher Aristocrat (1960年製) Sold Out
チェット・ベイカー(Chet Baker)が晩年に使っていたのがBuescher Aristocrat(アリストクラット)です。
チェットの晩年の演奏を聴いたことがある人は分かると思いますが、非常に独特の音を出す楽器なんですよね。
「Chet Baker Live at Ronnie Scott's」というビデオを見るとAricstocratを見ることができ、KAZもこのビデオを見て囁くような音色と、薬の影響で痩せこけたチェットの顔に 衝撃を受け、それからこの楽器に興味を持つようになりました。
音色は暖かみのある木でできた楽器のようで、ピストンを押したときの音の切り替えに独特のプチプチっとした感じの音がします。
ピストンの形状が独特で、セクシーピストンとも言われているとか言われていないとか・・・
楽器のコンディションは、さすがに古いビンテージ品ということもあって、ラッカーは所々細かく禿げており、細かい凹みも結構ありますが大きな目立つ凹みはありません。
それと、2番ピストンのケーシング部分に手彫りでアルファベットが7つ程彫ってあります。多分以前の所有者のイニシャルかなんかだと思いますが、音には影響ない程度だと思います。
ピストンのコンディションは非常に良く、この楽器特有のフィーリングがあります。
各管については、2番管が抜けないようですがそれ以外の管は問題ありません。
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YAMAHA YTR-6340ST改
Bb TrumpetYAMAHA YTR-6340ST改Sold Out
YAMAHAのYTR-6340STをベースに、一部YTR-8340EMの新品のパーツを流用し、ベルはXOの ノーラッカーのものにチェンジした面白い楽器です。
ベースとなっているYAMAHAのYTR-6340は80年代後半から90年代前半にかけて販売されていた モデルで、Lボア、ゴールドブラス、銀メッキ、1stトリガー付きです。 ベルをXOのノーラッカーのものに替えてあります。既に若干酸化していますが、いい味が出ています。
YAMAHAのYTR-8340EM(エリック宮城監修モデル)の、チューニング管、トップとボトムキャップ、 ピストンボタンのそれぞれ新品のものに替えてあります。
トップキャップのみ、オリジナルのものが残っています。
楽器の状態としては、一番気になる凹みとしてマウスパイプに1cm位の大きさのもの(画像 赤丸部分)がありますが、深さはそれほどでもないので音への影響は少ないと思います。
あとは2番管やマウスパイプなどに細かい修復歴が若干ありますが、こちらは綺麗に直って いますし、もともと大きな凹みでもなかったようでほとんど気にならない程度のものです。
ノーラッカーのベルも酸化してきていますし、全体的にも細かい傷がありますので、外見的 にはあまりいいとは言えませんが、楽器のバランスや吹奏感はなかなか良いと思います。
どちらかというとライトウェイトになると思いますが、軽過ぎず「若干軽いかな」という程度 です。ライトとヘビーの中間的な存在の楽器を探している方には合うかもしれません。
もちろん、各管の動きやピストン、1stトリガーの動きも良好です。
改造は前オーナーが行いましたが、細かい調整を行いながら仕上げていったそうですので、 単なる遊びの改造品というわけでもありません。
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